【新型コロナ】24日の川崎 新たに63人感染、50代女性ら2人死亡

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は24日、中原区に住む50代の女性と宮前区在住の80代男性の2人の死亡と、新たに10歳未満~90代の男女63人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症3人、軽症43人、無症状15人。25人の感染経路が不明という。

 市発表の死亡者は累計152人で、感染者は累計1万139人となった。

 市によると、死亡した50代女性は12日に発熱し、自宅で過ごしていた。22日に市内の医療機関に救急搬送され、23日に陽性が判明した後死亡した。80代男性はクラスター(感染者集団)が発生している通所介護施設(宮前区)の利用者。9日に陽性が判明したため市内の医療機関に入院していたが、24日に死亡した。

 新規感染者の年代別内訳は20代が14人と最多。30代11人、10代10人、40代9人、70代6人、50代4人、80代3人、10歳未満・60代・90代が各2人。

 居住区別では川崎区15人、中原・宮前・多摩の各区が9人、高津・麻生の各区が8人、幸区3人、茅ケ崎市1人、東京都1人となっている。

 市によると、市総務企画局の30代男性職員と40代女性職員の陽性が判明。同一事務室内での感染者は計4人となった。

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