【パラ陸上】ジャパンパラ大会が開幕 女子400mで辻沙絵が日本新記録

東京パラリンピックの代表最終選考会を兼ねた陸上のジャパンパラ大会が24日、屋島レクザムフィールド(香川・高松市)で開幕した。

女子400メートル(T47)は、リオデジャネイロパラリンピック銅メダルの辻沙絵(26=日体大教)が自身が持つ日本記録を0秒51更新する58秒45で優勝。一昨年の世界選手権2位相当の好タイムを記録した。

男子100メートル(T64)は、大島健吾(21=名古屋学院大)が11秒37のアジア新記録で優勝。ライバルの井谷俊介(26=SMBC日興証券)を中盤以降に突き放す理想的なレース運びを見せた。

男子1500メートル(T20)は、赤井大樹(22=十川ゴム)が3分53秒35のアジア新記録で制した。

今大会は香川県民に限って観客を事前に募集していたが、新型コロナウイルスの感染者が全国各地で増加していることから、高松市は大会2日前に無観客で実施すると発表している。

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