【競泳】池江璃花子が100m自由形決勝進出 〝2冠〟へ視界良好

準決勝1位通過に笑顔の池江

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第5日(7日、東京アクアティクスセンター)、女子100メートル自由形準決勝は白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が54秒36の全体1位で第6日の決勝に進出した。

池江は予選から54秒30をマーク。早くも400メートルリレーの派遣標準記録(54秒42)を上回っていた。

同種目の派遣標準記録は53秒31。代表入りが近いと考えられていた400メートルリレーに加え、個人でも五輪出場の可能性が見えてきた。

大会前日の2日に「個人的に一番楽しみな種目」と話していたのが、100メートル自由形。今年1月の北島康介杯では55秒35だったが「それよりは確実にタイムは上がってくると思いますし、どこまでタイムを上げられるのかなという楽しみがものすごく大きいです」と自信を見せていた。

池江は100メートルバタフライを57秒77で優勝。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録を突破して東京五輪出場を決めている。

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