【新型コロナ】24日の神奈川 新たに216人感染、4人死亡 横浜などでクラスター拡大

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で24日、新たに4人の死亡と、10歳未満~90代の男女216人の感染が確認された。うち100人の感染経路が不明。

 横浜市は70代女性と60代男性の死亡を発表。70代女性はクラスター(感染者集団)が発生した市内の有料老人ホームの入所者で、2月に陽性と判明し病院に入院。3月に退院したが、再び呼吸苦などの症状が出たため今月7日に入院し、同日死亡した。60代男性は感染経路が不明。6日に陽性が判明し病院に入院していたが、21日に死亡した。

 川崎市は中原区の50代女性と宮前区の80代男性の死亡を発表した。50代女性は12日に発熱し自宅で過ごしていた。22日に市内の医療機関に救急搬送され、23日に陽性が判明した後死亡した。80代男性はクラスターが発生している通所介護施設の利用者。9日に陽性が判明したため市内の医療機関に入院していたが、24日に死亡した。

 横浜市によると、クラスターが発生している慶応大ラグビ-部で新たに部員2人の感染を確認。同部関係の感染者は計74人となった。日野病院(同市港南区)では新たに患者9人の陽性が判明し、感染者は計23人となった。

 県によると、クラスターが発生している小田原市の障害者支援施設「竹の子学園」で新たに入所者2人、職員1人の陽性が判明。感染者は計63人となった。

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