長崎北陽台V7 全国高校7人制ラグビー県大会

【決勝、長崎北陽台―長崎南山】前半4分、ゴールラインに迫る長崎北陽台のSH川久保=県営放虎原ラグビー場

 ラグビーの第8回全国高校7人制県大会最終日は25日、大村市の県営放虎原ラグビー場で決勝トーナメントが行われ、長崎北陽台が決勝で長崎南山を47-15で下して、7大会連続7度目(昨年はコロナ禍のため中止)の優勝を飾った。長崎北陽台は全国大会(7月16~19日・長野)の出場権を得た。
 5大会連続となった長崎北陽台-長崎南山の決勝対決は、長崎北陽台が前半開始早々にFW中島、バックス山下の連続トライで流れをつかんだ。長崎南山も4分にターンオーバーからバックス森本がトライ。その後は互いに1トライを加え、長崎北陽台が前半を21-10で折り返した。
 後半は総合力で上回る長崎北陽台ペース。1分、SH川久保のキックパスを受けたFW白丸のトライを皮切りに、計4トライを追加した。
 今大会は好ゲームも相次いだ。長崎北は準決勝で長崎北陽台に21-31で敗れたが、最後まで互角の勝負を演じた。準々決勝の島原工-海星は24-24でノーサイド。抽選で海星が4強入りした。

© 株式会社長崎新聞社