【東京女子】インター王者の上福ゆき 無観客開催V4戦に自信「ティファニーブルーが似合う女になってきたかな」

インターナショナル・プリンセス王座のベルトを手にする上福(左)と挑戦者・乃蒼

東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス王者、上福ゆき(28)が、5月4日に東京・後楽園ホールで無観客で開催されるV4戦に自信をのぞかせた。

乃蒼ヒカリ(23)との防衛戦を控え、26日の調印式に出席した上福は「ベルトをかみーゆ色に染めたから、ティファニーブルーが似合う女になってきたかなって思ってる」と胸を張るや「対戦相手がいつもインターナショナルじゃなくね?って思ってて。(今回は)どさんこで不気味なヒカルちゃんがきて…。インターナショナルな人、外国人さんと戦うまで手放したくない」と決意を述べた。

同大会は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、無観客開催となる。だが王者は「お客さんがいるとオーディションみたいな気持ちになる。いない方が寂しいけど、自分の試合中はみんないなくなればと思うこともある。少し緊張から解き放たれるのかなとプラスに考えようと思う」と気持ちを切り替えた。

また同大会から東京女子に本格参戦するアイドルグループ・SKE48の荒井優希(22)のデビュー戦が注目を集めている。上福は「プロレスファンじゃない人に見てもらいたいとずっと思っていた。荒井優希さんが取っ掛かりでも、自分のことを見てもらえるチャンス」とした上で「アイドル好きな人は、あんまりゆきのことが好きじゃないかもしれないけど、アイドルじゃないアイドルがいるってことで(アイドルレスラーの)乃蒼ちゃんがバッシングされたらいいなと思ってます」と語り余裕の笑みを浮かべた。

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