【東京女子】プリンセス王者・辰巳リカ 挑戦者・山下実優に物騒予告「心臓を打ち抜く」

プリンセス・オブ・プリンセス王者の辰巳リカ(左)と挑戦者の山下実優

東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者、辰巳リカが、無観客開催される5月4日東京・後楽園ホール大会のV3戦で迎え撃つ山下実優(26)に不気味な予告を放った。

2人のシングルは2018年5月3日の同王座戦で当時の王者だった山下に辰巳が挑戦して以来、3年ぶり。一度もシングルで勝利したことがない辰巳は26日の調印式で「モンスターとか化け物、ゾンビを倒す方法は頭をグチャグチャにして、心臓を打ち抜くしかない。5・4はそういった戦い方を考えている」と揺さぶりをかけた。

すると山下は「な、なにで打ち抜くの? 通常ルールですよね? 武器はダメですよ…」と動揺を隠せない。念のため甲田哲也代表(50)に「通常ルールで大丈夫ですよね?」と確認するが、「たぶん…」というあいまいな返事だったため山下は顔面蒼白に。〝前哨戦〟は王者の完勝だった。

また、同大会では坂崎ユカ、瑞希(26)、中島翔子(29)が同王座の挑戦権をかけた3WAYマッチで対戦し、勝者は東京女子、DDT、ノア、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)で辰巳VS山下の勝者に挑戦する。

「誰が来ても手ごわい」とする山下に対し、辰巳は「私がみずぴょん(瑞希)とやるから、山下は悩まなくて大丈夫」ときっぱり。王者が精神的に優位に立ったまま決戦を迎える。

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