県と長崎、佐世保両市は26日、新たに計20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。長崎市では飲食店で新たなクラスター（感染者集団）が発生した。県内の累計感染者数は1967人。
長崎市は15人の感染を公表。市内でカラオケができる店名非公表の飲食店は利用客2人で、これまでの公表分と含め計5人のクラスターとなった。クラスター関連では、ラウンジ「月下美人」で新たに3人が判明し、計11人に。カラオケ喫茶「すずめ」は新たに2人で、計9人となった。
一方、市は本石灰町のスナック「CHOCO BALL」で、25日までに従業員と利用客計5人のクラスターが発生したと認定。16～21日に同店を利用し、心配な人は市保健所まで連絡するよう呼び掛けている。
佐世保市は4人で、このうちクラスター関連で、カラオケができる飲食店の70代男性利用客が感染。同店では計10人となり、市は店名を下本山町の「なかよし」と公表した。また北松佐々町の30代男性会社員の感染も分かった。
