いろんな顔を持つ一流ピアニストの清塚信也

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ピアニストの清塚信也によるディズニー公式ピアノ・アルバム「BE BRAVE」が28日にリリースされ、27日から全曲試聴動画がYouTubeで公開されている。

各メディアによると、アルバムはディズニーの名曲の数々を「勇敢」「希望」「仲間」をテーマに選曲。清塚ならではの旋律とアレンジで聴衆に優しく寄り添い安らぎと勇気を与える仕上がりになっている。

「ホール・ニュー・ワールド」など、ボーナストラックを含め、全10曲収録。限定盤、通常盤、2形態で発売。限定盤に付属のDVDには「美女と野獣」、「コンパス・オブ・ユア・ハート」のミュージックビデオが収録されているという。

清塚はアルバムについて、「時には慰め、時には眠りをサポートし、時には涙を誘い、そして時には勇気づける。そんな、『生活の一部』になってくれたら、これ以上の幸せはありません」とアピールしている。

東京生まれの清塚は5歳からピアノを初め、中学時代からは国内外の数々のコンクールで賞を獲得。2007年公開の映画「神童」で、松山ケンイチが演じた役のピアノ演奏シーンの吹き替えを担当しその存在が一躍注目を浴びた。

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では、第2部から龍馬伝紀行のBGMとして龍馬伝の主題曲をピアノで演奏。

13年に公開の映画「さよならドビュッシー」で俳優デビューを果たし、2019年8月には日本人男性クラシックピアニスト初の日本武道館公演を開催し、日本の音楽史にその名を刻んだ。

「クラシックのコンサートとしては異例といえる長尺のMCタイムをとるほどのしゃべり好きで、ダウンタウン・松本人志らお笑い芸人をリスペクトしていると公言。そのためバラエティー番組の出演も多い。幼いころはプロ野球選手を夢見ていたこともあって野球好きで、幼少期に埼玉県所沢市に住んでいた時期があり、埼玉西武ライオンズの大ファンという一面もある」(音楽業界関係者)

今後も仕事の幅を広げそうだ。

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