「平山郁夫版画展」  5月7日から10日まで宇部市で

▲2021年3月の宮崎県会場の様子

 文化勲章受章者の日本画家・平山郁夫(1930~2009)の作品を集めたチャリティー版画展が、5月7日(金)から10日(月)まで、宇部市文化会館(宇部市朝日町8)で開かれる。時間は、午前9時半から午後5時半までで、入場無料。

 会場には、出世作「仏教伝来」や「夜」と「朝」の対比が美しい「パルミラ遺跡を行く」など、約40点が並ぶ。また、特別企画として東山魁夷、中島千波、金澤翔子など日本美術の名作も展示される。

 主催は、「ほるぷエーアンドアイ」(大阪府、TEL072-805-0595)。同社は、絵画の普及を通じて社会福祉・文化への貢献を目指し、チャリティー絵画展を全国で展開している。今回の展示会で気に入った作品があれば購入することもでき、収益の一部は、日本ユネスコ協会連盟が行う「東日本大震災子ども支援募金」に寄付される。 

 「平山郁夫は、平和への祈りを込めた作品を多く描いている。来場者の心の癒やしになれば」と同社。

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