広島が最下位DeNAに連敗 初先発5失点の玉村に佐々岡監督「また見てみたい登板になった」

ホロ苦い一軍デビューとなった広島・玉村

勝てなかった。広島は29日のDeNA戦(マツダ)に3―5で敗れた。プロ初登板初先発の玉村昇悟投手(20)が5回5安打5失点と乱調。打線もDeNA浜口を7回途中まで7安打と攻め立てたが、得点は3止まり。2連敗で借金生活がスタートした。

佐々岡監督は玉村に「初登板で本塁打を2本打たれてしまったけれど、投げてるボール自体もすごく楽しみのあるボールだったと思う」と話し、今後について「見てみたいというような、そういう登板になったと思う」と期待を寄せた。

前日28日に続いてDeNA投手陣を攻めきれなかった打線に指揮官は「緩急をうまく使われた中で絞れなかったのか、もうちょっと早めに仕留めてほしかったなという感じはしましたね」と語った。

借金1に佐々岡監督は「今そういう感じじゃなくて1試合1試合引き締めて。また明日できるようにしっかりやっていきたいと思います」と必死で前を向いた。

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