またも勝てなかった。広島は22日のヤクルト戦(マツダ)に4―7で敗れ、引き分けを挟んで2連敗。ここまで踏ん張っていた投手陣の乱調が痛かった。先発・遠藤が3回3失点をするなど6投手で被安打8、7点を失った。
打線は3度のビハインドを追いついたが、追い越すことはできなかった。佐々岡監督は先発・遠藤に「勝負できる球ではないなと。球自体もいい時の球じゃない。生きた球じゃない、腕も振れてない。すべてが良くないですね」と厳しかった。
勝率が5割を切り、借金生活に突入。指揮官は「負ければ悔しいです」と厳しい表情。それでも「こういう状態で借金1というのをプラスに考えて。また明日ジャイアンツとしっかり戦っていきたい」と最後は前を向き、球場を後にした。