2軍調整中の今永「しっかり投げられている」 DeNA三浦監督が高評価

横浜DeNA・今永(資料写真)

 横浜DeNAの三浦大輔監督は29日、左肩手術からの復帰を目指し、28日のイースタン・リーグ西武戦で先発した今永について「しっかり投げられているなという印象。順調に球数も増やしている」と語った。

 術後3度目となる実戦登板で、今永は7回100球を投げて4安打2失点、9奪三振と好投。三浦監督は映像で確認したといい、1軍への合流に関しては「状態を見ながら考えていきたい」と話した。今後は登板翌日のコンディションなどを確認し、復帰時期を見定めるという。

 今永は昨年8月15日のヤクルト戦後、左肩の違和感から戦線を離脱。同10月にクリーニング手術を受けた。オフはリハビリに費やし、今年3月31日にイースタン・リーグ巨人戦で、術後初の実戦登板を果たした。

 また、先発候補として今季加入したロメロは27日の西武戦で先発し、4回を2安打無失点にまとめた。指揮官は「力強いボールを投げている。スライダーもいい感じ」と評価した。

 開幕から先発陣は苦しい台所事情が続いているだけに、2人の合流が浮上への鍵を握りそうだ。

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