小中生1人1台デジタル端末 県内7市町村導入遅れ

タブレット端末を使い人工知能(AI)を活用した学習ドリルで学ぶ児童=22日午前、宮崎市の潮見小

 小中学生に1人1台のデジタル端末を配備する文部科学省の「GIGAスクール構想」。端末の配備遅れなどにより宮崎市、川南町など県内7市町村で全児童、生徒の使用開始が6月以降になる見通しであることが29日、分かった。全国的に端末需要が伸びて供給が遅れている上、利用設定にも時間を要し、情報通信技術(ICT)活用に自治体間格差が生じている。

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