メッシにPSGが正式オファー 破格の待遇でバルサとの争奪戦は佳境へ

メッシはどちらを選ぶのか(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)に正式オファーを出した。

今季限りで契約が切れるメッシを巡ってはバルセロナが契約延長を重ねており、すでに条件を提示している。そうした中で、ブラジルメディア「TNTスポーツ」は「PSGがバルセロナのスターであるメッシの契約を引き継ぐために正式なオファーをテーブルに置いた。2年間の契約に加えてオプションが含まれ、メッシが37歳になるまでPSGでプレーできる内容だ」と報じた。

契約期間はバルセロナと同じ2年プラス1年オプションとみられるが、PSGは破格の待遇で対抗する構え。バルセロナ側は年俸3000万ユーロ(約39億円)への減俸を提示しているが、スペインの移籍専門メディア「ミオトラリーガ」によると「フランスのクラブのオファーは経済的に比類のないものだろう」と指摘。PSG側は7100万ユーロ(約92億3000万円)とみられる現在の年俸に近い額を提示して、残留に傾きかけていたメッシの心を揺さぶるつもりだ。

かねてメッシ獲得に熱心な姿勢を見せていたPSGが満を持して破格オファーを出し、いよいよ争奪戦が佳境を迎えている。

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