児童ポルノ違反の元ドイツ代表に禁固10か月の執行猶予付き判決

クリストフ・メッツェルダー被告(ロイター)

サッカー元ドイツ代表DFのクリストフ・メッツェルダー被告(40)は29日、自動ポルノ画像の所持と送信した罪を認めて禁固10か月の執行猶予判決を言い渡された。

メッツェルダー被告はドイツ1部ドルトムントで活躍し、スペイン1部レアル・マドリードでもプレー。ドイツ代表として準優勝した2002年日韓W杯にも出場した実力者だが、ドイツ誌「キッカー」など、各メディアによると、デュッセルドルフ地方裁判所で行われた公判で、メッツェルダー被告は罪を認めたため、5月10日まで続く予定だったが、1日で結審したという。

同被告は2019年9月に知人女性に児童ポルノ画像を送信したとして警察の捜査を受けていたが、今回、所持していた児童ポルノ画像を3人の女性に合計29ファイル送信した疑いが持たれており、判決ではそのうち26ファイルを送っていたことが証明。また別のケースでは、所持していたことで処罰を受けた。

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