【アイスリボン】鈴季すず ハード路線に批判殺到も「炎上上等。電流爆破もやりたい!」

「我が道」を突き進む鈴季すず

女子プロレス「アイスリボン」の鈴季すず(18)が賛否両論の嵐を巻き起こしている。

発端は4月24日後楽園大会の竹田誠志(35)戦だ。1月のICE×∞王座陥落後にスタートした「ハードコア七番勝負」第3戦で竹田にハサミで額を切り裂かれ、大流血の末にマットに沈んだ。

凄惨な試合内容は話題を呼び、SNSを中心に「応援してるよ」という声以上に「18歳の女の子に何をやっているんだ!」「アイスリボンのリングでこんなことやるな!」「チャンピオンの鈴季すずを応援していたのに、こんなふうになってしまうなんて」という否定的な意見が殺到した。

鈴季はこの状況を「自分はいい声も悪い声も受け入れようと思うタイプ。自分に対して言ってくれることはいいけど、対戦相手に『謝罪しろ』とか『お前は卑怯だ』という声があったのが嫌でした。そういうふうに言われて悔しい部分があります」と冷静に語る。

もともとハードコア・デスマッチ路線は自らの希望がかなったもの。だからこそ「今が一番充実している。やりたいことに挑戦できているから、自信を持ってできるし」と胸を張る。

5日の横浜ラジアントホール大会では七番勝負第4戦で〝狂猿〟葛西純(46)と対戦する。しかも試合は大会メインに組まれた。「悔しい気持ちを自分の糧にして、否定的な意見をくれた人に『すごいじゃん』『かっこいいじゃん』と言わせてやるぞという気持ちです」と意気込む。

「今は来てるぜって感じですね。炎上上等ですよ。イコール注目とポジティブにとらえているし、話題になるならいいと思うので。デスマッチ、ハードコア界のチャンピオンになると宣言したので有言実行したい。あと電流爆破もやりたい。私は藤本つかさに電流爆破をやらせた女ですから」

〝令和のデスマッチ女王〟襲名の日まで18歳の戦いは続く。

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