鮮やかな動植物 岡本さん作品展 アルカスで6日まで 油彩、水彩、アクリル…手法さまざま

動植物をモチーフにした作品展を開いた岡本さん=アルカスSASEBO

 長崎県西海市在住の現代美術家、岡本泰彰さん(40)の作品展「ナガサキ生まれの生きモノ展」が佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで開かれている。6日まで。無料。
 岡本さんは西海市出身。2001年、ロンドンに移住し、独学で絵画制作を始めた。動植物をモチーフに空想世界を多く描き、09年以降はニューヨークを拠点に活動。19年、地元に戻ってきた。
 会場には06~20年に油彩や水彩、アクリル、銅版などさまざまな手法を用いた30点を展示。暖色でトラやチョウ、魚、花を鮮やかに描くなど、佐世保で初めて披露する絵画もある。岡本さんは「生き物がカムフラージュで隠れている。探してみると面白いかも」と話した。

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