UJシャドーボクシング優秀選手表彰 県北ジム・近藤に岡沢セオン賞

岡沢セオン賞を受賞した近藤(県北ジム提供)

 日本ボクシング連盟が主催する「UJ(アンダージュニア)シャドーボクシングチャレンジ2021」で、県北ボクシングジム所属の近藤盤(吉井中2年)が、東京五輪男子ウエルター級内定選手の岡沢セオン(鹿児島県体協)賞に選ばれた。
 コロナ禍の影響で、小中学生の全国大会が2年連続で中止となったことを受け、日本ボクシング連盟が練習の成果を発揮する場をつくろうと企画した。3月に小学5年生から中学3年生の男女を対象に20秒以内のシャドーボクシングをする動画を募集。インスタグラムやツイッターから約110件の投稿があった。
 審査員には東京五輪の日本代表内定選手だけでなく、井上尚弥らプロボクサーも名を連ねた。近藤の動画を見た岡沢は「相手をイメージしたシャドーができていて、とてもいいと思いました」と評価した。
 近藤にとって、岡沢は同じサウスポーで目標とする選手の1人。「五輪選手に選んでもらえて、とてもうれしかった。今後のモチベーションにつながるので、これからも練習など頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

© 株式会社長崎新聞社