新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は4日、10歳未満~80代の男女61人の感染を新たに確認したと発表した。軽症が55人、無症状6人だった。市発表の感染者は累計1万748人となった。
年代別では、20代が最多の21人、40代が9人、30.50代が各8人、10代が7人、60代が4人、70代が2人、10歳未満・80代が各1人だった。居住区別では、高津区13人、宮前区が8人、川崎区と幸区が各7人、多摩区と中原区が各6人、麻生区が2人、横浜市7人、東京都内3人、鎌倉市と藤沢市が各1人となっている。
川崎市によると、感染経路不明は28人。家庭内感染18人、陽性者との接触が15人だった。
幸区の70代無職女性は息子と会食後に息子の陽性が判明。検査の結果、自身も陽性と分かった。高津区の40代男性会社員は、共に飲食した友人の陽性が判明、その後の検査で陽性と分かった。
他に市内の小学校に通う麻生区の男児、市立幸高校に勤務する60代男性教諭らの感染も新たに判明した。学校関係の濃厚接触者はおらず、臨時休校はしない。