ジダン監督が主将S・ラモスのCL準決勝復帰をけむに巻く

レアル・マドリードのジダン監督(ロイター)

レアル・マドリード(スペイン)のジネディーヌ・ジダン監督(48)が、チェルシー(イングランド)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(5日=日本時間6日)へ向けてスペイン代表DFセルヒオラモス(35)の起用について明言を避けた。

前日会見に出席したジダン監督は「セルヒオが出場するかどうかは話さない。彼が我々と一緒にいるのは、試合に出る準備ができているということだ。自分たちのリーダーが、ここにいるのは一番大事なことではあるが、リスクを犯すことはしたくない」と説明。Rマドリードの主将は、ふくらはぎのケガや新型コロナウイルス感染などで離脱していたが、ようやく復帰態勢が整っていた。

すでにマンチェスター・シティ(イングランド)が決勝進出を決めた。自身5度目の決勝舞台へ立つためにも、ホームの第1戦を引き分けて迎える敵地での第2戦は負けられない。ジダン監督は「選手たちは、いつでも出れるとは限らないCL準決勝で良い試合をするための準備ができている」とイレブンへ信頼を寄せたが、果たして大黒柱の起用はあるのか。

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