「小池都知事はデキの悪い教師みたい」東海大教授・末延吉正氏が“お願い一辺倒”を批判

小池都知事

「小池(百合子東京都知事)さんはデキの悪い教師みたい…」――。東海大教授でジャーナリストの末延吉正氏が、「緊急事態宣言の延長が必要」とした小池都知事に、キツ~い批判をかました。

緊急事態宣言で商売もままならず、大型連休もほとんど楽しめなかった4都府県の人々。しかも肝心の効果があったのかどうかもわからない。それでも宣言の延長による度重なる自粛要請で、ため息しか出ない人々の鎮痛な思いを末延氏が、6日のテレビ朝日系ワイドショー「ワイド!スクランブル」で代弁した。

「連休の(新規感染者の)数字が出るのは2週間後だから25日、そのへんにならないと効果が分からない。菅総理は“人流は減った”と言うけど、だから何なんだ?ということ」と話した末延氏は、「オリンピックも“こうやって隔離すればできるからやります、皆さんにマイナスになることはしません”と言えばいい」と菅総理に注文をつけた。

その勢いのまま「たとえば小池さんの話にしても“お願いです!”って言いながら、自分は何もしないで命令だけしてる。デキの悪い教師みたいにみんな聞こえちゃってるんですよ」と猛批判を展開した。

この末延氏の言葉通りに思っている4都府県民は、少なくないだろう。

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