【大相撲】力士659人が全員陰性 芝田山部長「感染対策に一生懸命協力してくれている証」

芝田山広報部長

大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を控えた6日、日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が電話取材に応じ、力士659人に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で全員陰性だったことを明らかにした。

すでに親方衆らの陰性も確認されており、全協会員約900人で感染者ゼロ。芝田山部長は「協会員が感染予防対策に対して、一生懸命取り組んで協力してくれている一つの証」と語った。

全協会員の検査は初場所前に初めて実施され、今回で3度目。初の全員陰性に芝田山部長は「寒暖の差があったり、天候が急に寒くなったり、雷雨が何日と続いていた。気候の変動で体調に影響を及ぼすことあったと思う。そこをクリアしてくれて、まずはよかった」と親方、力士ら協会員をねぎらった。

コロナの影響で初場所は65人、春場所は28人の力士が休場していた。

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