【6日】長崎県内 42人コロナ感染 1人死亡 長崎、壱岐でクラスター

6日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(5日午後7時現在)

 県と長崎市は6日、県内で42人の新型コロナウイルスの新規感染を確認したと発表した。新たに認定したクラスター(感染者集団)4件のうち2件は同市のカラオケ喫茶。市内で昼間にカラオケを利用する店でのクラスター発生は計5店舗となった。同市は市内の80代感染者1人が5日に亡くなったと明らかにした。
 同市の新規感染は29人。カラオケ喫茶で8人の陽性が分かり、感染者の累計は11人に。別のカラオケ喫茶でも5日までに計5人が判明した。
 青山町の「介護予防センターサンハイツ青山中央」で1人が感染し、職員と利用者の計5人のクラスターと認定。田上2丁目の田上病院は7人が判明し、職員と入院患者の計44人となった。
 壱岐市の軽食喫茶店で4人を確認。経営者と客の計7人のクラスターとなった。県によると、店内でカラオケの利用があった。
 西彼時津町の長崎百合野病院は4月30日まで入院していた1人が退院後、陽性が判明したと明らかにした。入院患者約160人と職員約280人を検査予定。6日から外来診療と新規入院の受け入れを中止した。

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