【カーリング】北海道銀行が意地の2連勝 吉村紗也香「自分たちのショットを決めることができた」

ショットを放つ吉村(公社)日本カーリング協会提供

意地を見せた! カーリング女子の世界選手権第7日(6日、カナダ・カルガリー)、日本代表の北海道銀行はイタリアに8―2、カナダに7―5で勝利。通算成績は4勝7敗となった。

前日まで5連敗を喫していた北海道銀行だったが、イタリア戦は2―2で迎えた第5エンド(E)に1点を勝ち越すと、その後もコツコツと追加点を重ね、快勝した。続くカナダ戦は第2、3Eに連続得点を奪い、試合を優位に進める。第4Eに同点とされたが、第6、8Eに2点ずつ加えるなど、要所できっちりとショットを決め、白星を引き寄せた。

試合後、スキップ・吉村紗也香(29)は「今日はみんなでショットをつなぎながら、最後までEコントロールをしっかりできた。自分たちのペースで最初から最後まで相手に流れを渡すことなく、自分たちのショットを決めることができた」と振り返った上で「明日も2試合あるので、それに向けて準備したい」と意気込みを口にした。

7日はエストニアとスウェーデンと対戦する北海道銀行。上位6位以内に与えらえる2022年北京五輪の国別出場枠の獲得は依然厳しい状況だが、最後まで諦めずに戦い抜く覚悟だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社