長谷部誠、鎌田大地ら所属のEフランクフルト 新監督に超大物ラウル・ゴンサレス氏が浮上

スペイン代表でも活躍したラウル・ゴンザレス氏

元日本代表MF長谷部誠(37)の所属するドイツ1部Eフランクフルトの来季監督に元スペイン代表のスーパースター、FWラウル・ゴンサレス氏(43)が就任する可能性が出てきたと、スペイン紙「アス」が7日、報じている。

同紙によると、Eフランクフルトは今季限りでアドルフ・ヒュッター監督(51)が退任し、同1部ボルシアMGの指揮官に就任するため、後任を探してきたが、現役時代に同1部シャルケでもプレーしたラウル氏が浮上しているという。

すでにクラブ側とも接触し、就任が有力視されるが、本格交渉はシーズン終了後の5月下旬に延期されている。Eフランクフルトは来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権(リーグ4位以内)の獲得に向けて残り3試合が正念場となっているためで、ラウル氏も指揮するスペイン3部のレアル・マドリードBの2部昇格に向けてチームに集中したい意向があるためだ。

ラウル氏はスペイン1部レアル・マドリードの元エースで伝説のストライカー。世界トップレベルでの経験はもちろん、現在RマドリードBチームを指揮し、若手育成に手腕を発揮している。また正式決定したわけではないものの、ラウル氏が監督に就任した場合、長谷部や日本代表MF鎌田大地(24)らをどう指導するのかも注目されそうだ。

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