堂々の虎4番 佐藤輝2打席連続タイムリー 打率も気づけば .272

2打席連続適時打を放った阪神・佐藤輝

阪神・佐藤輝明内野手(22)が、8日のDeNA戦に「4番・三塁」で先発出場。4回の第2打席と5回の第3打席で2打席連続適時打をマークし、4番の役割を果たした。

0―0で迎えた4回、二死三塁の場面では、遊撃が極端に二塁側へ寄る「佐藤輝シフト」の狭い二遊間を弾丸性の鋭い当たりで破っての中前先制適時打。3―1と2点をリードして迎えた5回二死一、二塁の第3打席では、またも強烈な打球を右前へ運んだ。

負傷離脱の大山の〝代役〟として4番の座を任された規格外ルーキーは、この日もキッチリと結果を残す形に。「いい攻撃が続いていたので、しっかりランナーを還すバッティングができて良かったです」と充実感を漂わせた。

開幕当初は打率1割台前半にまで沈んでいた打率も、気が付けば、現時点で2割7分2厘にまで上昇。規格外男の〝超進化〟はどこまで続くのか――。

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