【DDT】アルティメット・タッグリーグ開幕 秋山、大石組がブルックス、A本多組に敗れる波乱 

A本多(左)を鉄柱で攻め立てた秋山(中)と大石(右)だったが…

9日のDDT・後楽園ホール大会で「アルティメット・タッグリーグ 2021」が開幕し、初戦で秋山準(51)、大石真翔(42)組がクリス・ブルックス(29)、アントーニオ本多(43)組に敗れる波乱の幕開けとなった。

試合は「準烈」のアキヤマ、大石組が序盤からリードした。本多を孤立させることに成功し、反撃の隙も与えず追い込んでいく。本多による創作昔話からの目つぶし攻撃も秋山が捕獲するなど資格がないかに思われた。ところが最後にニーロックを決めた大石が本多に目つぶしから丸め込まれてまさかの3カウント。歓喜の本多を尻目に秋山は肩を落とし「リーグ戦は負けても立て直しで何とかなる、と思いたいけど、出場チームが少ないからこれはもう絶対(残り試合を)勝たないといけない。負けなけりゃ何とかなるだろ」。一方、してやったりの本多は「俺たちが勝ったのは偶然じゃない! 運命だったんだよ」とまくしたてた。

また、もう1試合行われた公式戦「佐々木大輔、火野裕士組VS竹下幸之介、勝俣瞬馬組」は両軍決め切れず30分戦い抜いた末時間切れ引き分けだった。

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