【DDT】KO―Dタッグ王座防衛戦で秋山を迎え撃つHARASHIMA「シングルの前哨戦とは思っていない」

HARASHIMA(左)が話している最中、秋山は週プロの表紙を気にしていた

DDTのKO―Dタッグ王者のHARASHIMA(46)が、ポジティブ思考を見せつけた。

11日の後楽園ホール大会で「スマイルピッサリ」の同志・岡林裕二(38)と同ベルトを奪取。息つく間もなく秋山準(51)、大石真翔(42)組との初防衛戦(18日、新潟・万代島多目的広場大かま)を迎え、13日の調印式では「なかなか行けない中で地方でできるということにもテンションが上がっている。1週間でベルトを落とすわけにはいかない」と意気込みを見せた。

タッグ王座戦とともに重要な意味を持つ。6月6日にさいたまスーパーアリーナでの「サイバーファイトフェスティバル2021」でKO―D無差別級王者の秋山への挑戦が控えるからだ。タッグ王座戦で負ければメンタル的にも支障を来す恐れもある。それだけに「前哨戦とは思っていない。(シングル王座戦当日は戦い方など)それまでやっていないことをやってくる思う。でも負けることも考えていない。すべてをポジティブに生きているんで勝つことだけを信じてやっていくだけ」とシングル王座戦とは切り離して考えている。

秋山からも「勝ったら勝ったでいいことだけど、シングルとは別物だと思っている。それより『ピッサリ』ってなんだ?」となぜか「ピッサリ」と叫び続ける岡林をけん制しつつ、タッグ王座のみに照準を定められたが、まずは強敵撃破を狙う。

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