エンゼルスが接戦を制す 大谷は内野安打で3打数1安打

【ドジャース1-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

両軍が2ケタ得点を記録した前日の試合から一転、フリーウェイ・シリーズ3連戦の第3戦はロースコアの接戦となり、エンゼルスが2対1で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルスは1点を先制された直後の3回裏二死満塁のチャンスでジャレッド・ウォルシュがライトへのエンタイトル二塁打を放ち、2点を奪って逆転に成功。一方のドジャースは4安打9四球で毎回のように走者を出したが、得点圏で11打数1安打に終わり、残塁の山を築いた。

エンゼルス先発のホゼ・キンターナは初回に3つの四球を与えるなど、立ち上がりから不安定なピッチング。3回表に2四球で二死1・2塁のピンチを招き、クリス・テイラーに先制タイムリーを浴びたが、5回表先頭のコリー・シーガーに二塁打を許して降板するまで、ドジャースに与えた得点はこの1点だけだった。キンターナ降板後は5人のリリーバーが無失点リレー。1点リードのまま迎えた最終回はクローザーのライセル・イグレシアスが一死1・2塁のピンチを招きながらも後続2人を抑えた。

エンゼルスの大谷翔平は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、1回裏の第1打席で俊足を生かしてショートへの内野安打。3回裏の第2打席は四球を選び、ウォルシュの一打で勝ち越しのホームを踏んだ。その後の2打席は空振り三振とセンターフライに倒れ、3打数1安打1四球。4試合連続安打で今季の打率は.276、OPSは.952となった。敗れたドジャースはトレバー・バウアーの6回4安打2失点の好投を生かせなかった。

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