ヒーニー好投もエンゼルス逆転負け 大谷2安打1打点

【エンゼルス4-5xアストロズ】(延長10回タイブレーク)@ミニッツメイド・パーク

エンゼルスは2対2の同点で迎えた10回表にデービッド・フレッチャーとアルバート・プーホルスのタイムリーで2点を勝ち越し。10回裏はクローザーのライセル・イグレシアスがマウンドに上がったが、マイルズ・ストローのタイムリーとカルロス・コレアの犠飛で同点とされ、最後は代打のロベル・ガルシアにタイムリーを浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。3連敗となったエンゼルスは勝率5割に後退。前日の試合で左肘に死球を受けたマイク・トラウトは出場しなかった。

エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが7回途中まで101球を投げて被安打2、奪三振10、与四球0と素晴らしいピッチングを披露。5回表に大谷翔平のタイムリー二塁打とジャレッド・ウォルシュのタイムリーで奪った2点のリードを守り、7回裏一死2塁の場面で2番手のアーロン・スレガースにバトンを渡した。ところが、スレガースは対戦した最初の打者であるユリ・グリエルに3号同点2ランを被弾。快投を見せたヒーニーには失点1が記録された。

試合はそのまま延長タイブレークに突入し、エンゼルスは10回表に2点を奪ったものの、その裏に3点を奪われて逆転サヨナラ負け。クローザーのイグレシアスが2点のリードを守れなかった。「2番・DH」でスタメン出場した大谷はセンター前ヒット、見逃し三振、ライトへのタイムリー二塁打、ファーストゴロ、空振り三振で5打数2安打1打点。第1打席でヒットを放ったあと、二死1・3塁から今季3個目の盗塁を決めた。今季の打率は.294、OPSは.966となっている。

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