【新型コロナ】神奈川の感染状況、高止まり傾向 12日から8市町がまん延防止対象に 黒岩知事「緊張感持って見守る」

黒岩祐治知事(資料写真)

 新型コロナウイルス感染再拡大に対応する「まん延防止等重点措置」を巡り、県内で12日、新たに横須賀、藤沢、茅ケ崎、逗子、三浦、伊勢原の6市と葉山、寒川の2町が対象区域に追加される。

 県内の感染状況は高止まりの傾向で、黒岩祐治知事は「緊張感を持って推移を見守る」と話している。

 直近では9日の新規感染者数が338人で、3月の緊急事態宣言解除以降最多となった。

 週別の感染者数は、3政令市に重点措置が適用される直前の週(4月11~17日)が1243人だったのに対し、翌週以降は1531人(18~24日)、1620人(25日~5月1日)、1591人(2~8日)と推移している。

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