PSGと契約延長のネイマール 現役生活の最後は古巣サントスに復帰か

レンヌ戦で険しい表情をするネイマール(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンとの契約を2025年6月まで延長したブラジル代表FWネイマール(29)が現役生活を母国で終えるキャリアプランを描いている。

ネイマールは22年6月までだった契約を25年までに延長したと8日に発表したが、ブラジルメディア「UOL」によると、今回の契約には1年の延長オプションがついているという。パリSGの一員としては昨季は決勝、今季は準決勝で敗退した欧州チャンピオンズリーグ制覇が大きな目標となる。そして34歳となる2026年までパリでプレーした後、母国ブラジルに戻ることも確認されているという。まだ一線級でのプレーが可能な年齢で古巣サントスに復帰してから現役を引退するというわけだ。

そんなブラジルのエースは契約延長後、初の試合となった9日のレンヌ戦で先制点を決めたが、試合は1―1で痛恨の引き分け。首位リールとは残り2試合で勝ち点3差となり、逆転優勝は厳しくなった。ネイマールは奇跡を起こす原動力となれるか。

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