JR東日本が川崎駅西口に整備中の新街区「KAWASAKI DELTA(カワサキ デルタ)」が完成し、13日から各施設が順次開業する。オフィス棟と商業棟からなるJR川崎タワーを核に、ビジネスやグルメ、スポーツの魅力を備えた新たな拠点が誕生。11日には報道機関向け内覧会が開かれ、会議スペースや飲食店フロア、スポーツ施設などが披露された。
「カワサキ デルタ」は、JR川崎タワーをはじめ、中央部に位置する交流施設・デルタプラザ、昨年5月開業のホテルメトロポリタン川崎で構成される。
1万人規模のビジネス拠点を目指すオフィス棟(地上29階地下2階)は本社機能誘致を目指し、6月1日に開業する予定。3階の貸会議室「ステーションコンファレンス川崎」(エリア面積約1100平方メートル)は、270人を収容できる大型会議室など大小8室を備える。