【天龍プロジェクト】天龍が「エイ、エイ、オー!」で再開第2弾大会締めくくる

大会を締めくくった天龍(中)

天龍プロジェクトの再開興行第2弾大会が12日、東京・新木場1stRINGで開催(有観客)され、メイン後には「うっ血性心不全」を克服して4月26日に退院したミスタープロレスこと天龍源一郎(71)がリングに登場。恒例の「エイ、エイ、オー!」で大会を締めくくった。

退院以来初めて公の場に姿を見せた天龍。リングに足を踏み入れたのは、昨年11月15日後楽園ホールの「引退5周年記念大会」(新日本プロレスのオカダ・カズチカとのトークバトル)以来、約半年ぶりとなった。

天龍は「コロナ禍の中たくさんの人が来てくれて本当にありがとうございます。気が晴れましたか? プロレスは気が晴れるのが一番。今日は胸を張って帰ってください。今は退院したばかりで筋肉が落ちてこんな状態ですが、アントニオ猪木さんのように『元気ですかー!』と叫べるように回復してみせます!」とあいさつ。「エイ、エイ、オー!」を唱和して最後を締めくくった。

天龍は「気持ちがすっきりした。プロレスはいい娯楽です。もう怖いものはないというカンジ。全部さらけ出しました。俺の中では大成功。今日来てくれたお客さんに勇気をもらいました」と笑顔を見せた。

またインターナショナルジュニアヘビー級王座が約7年半ぶりに復活することが決定。8選手による決定トーナメントが開催される(25日新木場大会で1回戦、準決勝と決勝戦は6月12日新木場大会)。参加選手は拳剛、新井健一郎、“brother”YASSHI、MAZADA、HUB、TSUBASA、TORU、菊タロー。

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