【新型コロナ】「路上や公園飲み、控えて」 まん延防止追加、藤沢市長らが駅周辺で啓発活動

不要不急の外出自粛を呼び掛ける鈴木市長ら(右から2人目)=藤沢市

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の対象区域に藤沢市が追加されたことを受け、鈴木恒夫市長と藤沢商工会議所の増田隆之会頭らが12日夜、藤沢駅周辺で啓発活動を行い、不要不急の外出自粛を呼び掛けた。

 鈴木市長らは約10人で「1人1人の対策でいのちと社会を守りましょう」「路上・公園での飲食は控えてください」といったメッセージが書かれたボードを持って駅周辺を巡回。帰宅途中の市民らに、感染防止へ向けた同措置への理解を求めた。

 午後6時すぎの藤沢駅周辺はいつもより人影がまばら。駅近くの和食店の男性店主は「今日からランチが中心。夜は午後7時前には店を閉める」と話した。

 この日は辻堂駅と湘南台駅周辺でも同様の街頭活動が行われた。同措置の適用期間は5月末まで。対象区域では、飲食店などに対し午前5時から午後8時までの営業時間短縮に加え、酒類提供の終日停止やカラオケ設備の利用自粛を要請している。

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