デジタル庁のロゴ募集ツイートが「大喜利化」 バンクシー、ザコシ、佐野研二郎氏の名前も…

佐野研二郎氏(左)とハリウッドザコシショウ

9月に発足するデジタル庁の公式ツイッターが〝大喜利化〟している。

行政のデジタル化をうたうデジタル庁は、現在システムの構築段階。さまざまな試みを行っており、公式ツイッター「デジタル庁(準備中)【@digital_jpn】」が12日、デジタルの日(10月10、11日)の取り組みを象徴するロゴの作成者を〝他薦〟で募集し始めた。

すると、募集ツイートのリプライが大喜利化。年の瀬に「今年の漢字」を書く京都・清水寺の貫主やバンクシー、はたまたハリウッドザコシショウの名前も…。注目なのは〝パクリ騒動〟のあったデザイナー・佐野研二郎氏もあがった点だ。

佐野氏といえば、東京五輪公式エンブレムに自身がデザインしたものが選出されたものの、その後ベルギーの劇場のロゴに酷似しているとして、大会組織委員会が使用を中止した経緯がある。

「募集は、デジタル庁の公式フォームで行わなければなりませんので、リプライでは意味がありません。ただ、公式フォームでもデザインしてほしい人の名前と推薦者の年齢だけ記入すればいい。事実上の匿名で応募できるため、いろいろな人の名前が集まるのでは」(関係者)

いったい誰に決まるのか、心配になってくる。

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