カズレーザーがズバリ「姑息でやり方がダセー」町長2人がワクチン“優先接種”

カズレーザー

姑息でダサい? 新型コロナのワクチンを町長が、キャンセルが出て余ったからと“優先接種”した事実が明らかになり賛否両論渦巻く事態になっている。

茨城県城里町の上遠野修町長(42)や、兵庫県神河町の山名宗悟町長(62)が「キャンセルが出たため」との理由で余ったワクチンの接種を受けていた。上遠野修町長は先月28日、医療従事者への接種の際、余ったワクチンを打ち、後に「自分は地元の保険センターの開設者で医療従事者だから」問題ないとしている。

一方の山名宗悟町長は今月6日に、高齢者への接種会場で余ったワクチンを打ち「病院設置者の自分も医療従事者」と話しているという。埼玉県寄居町でも、同様の“優先接種”事案が起きている。いずれのケースも、あらかじめ町議会などに諮り「町長として早い段階でワクチン接種を受ける」ことを取り決めておけば問題にはならなかったはずだが…。

この話題をとりあげた14日のフジテレビ系ワイドショー「めざまし8」で、お笑いタレントのカズレーザーは「姑息というか…まぁ、やり方がダセーなと思います」。また俳優の山下真司も「職権乱用的な、あの開き直り方は好きじゃないな」と批判した。

町長がもし感染した際の町の混乱を憂慮して優先接種するのはアリなのか、はたまた、あくまで町民を優先させるべきなのか――。議論は尽きなさそうだ。

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