横浜市戸塚区名瀬町のアパートで飼育されていた体長3メートル超のアミメニシキヘビが逃げ出して1週間がたち、13日から餌を使った捕獲作戦がスタートしている。ヘビの習性からそれほど遠くには移動しないとみられており、市動物愛護センターは「早く見つかってほしい。好物の臭いでおびき寄せることができれば」と成果に期待を寄せている。
同センターによると、飼い主の男性から依頼を受けた団体が、冷凍したネズミを使って捕獲する作戦を13日から開始。冷凍ネズミは飼い主が普段から餌として与えているヘビの好物で、金属製のかごに入れてアパートの周囲5カ所に配置し臭いでおびき出すという。
ヘビは寒さが苦手で、13日の市内は雨が降って冷え込んだこともあり、初日の成果はゼロ。同センターの担当者は「これから暖かくなるとヘビは活発に動きだすだろう。今後は捕獲できる可能性が出てくるのではないか」と話している。
アミメニシキヘビを見つけた際の連絡先は、市動物愛護センター電話045(471)2111=日曜休み。戸塚署電話045(862)0110。