大谷、次回登板は最短でも20日のインディアンス戦 監督が疲労を考慮

レッドソックス戦に出場した大谷(ロイター=USA TODAY)

エンゼルスのマドン監督は14日(日本時間15日)、レッドソックス戦前にオンライン会見を行い、大谷翔平投手(26)の次回登板について「どこにするか決めていないが、少し遅らせたいと考えている。手のマメも何もないのだが、ただ気をつけたいということ。前回登板後、少し疲れが残っていたようで、リカバリーのための時間を与えたい」と語った。

大谷は11日のアストロズ戦に「2番・投手」で先発し、7回4安打1失点、10奪三振と好投。球数は88球と少なめだったが、降板後には右翼の守備にもつく三刀流をこなし、打撃では4打数1安打だった。しかし、大谷も生身の人間で疲労がたまることもある。実際に三刀流翌日の12日は4打数無安打2三振と精彩を欠いていた。

チームは14日からダブルヘッダーを含む11連戦に突入。もちろん上位進出を目指す上で大谷の投打にわたる活躍は不可欠だ。次回登板は中7日なら19日(同20日)のインディアンス戦。中8日なら20日(同21日)のツインズとのダブルヘッダーのどちらか。中9日なら21日(同22日)のアスレチックス戦になる。

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