レンジャーズ・有原の2勝目に地元メディアが大賛辞 大谷とトラウトを完封

地元メディアに称賛された有原(ロイター=USA TODAY)

レンジャーズの有原航平投手(28)を20日(日本時間21日)のテキサスの地元メディアが一斉に賛辞を贈った。有原は19日(同20日)に日本ハムで同僚だった大谷翔平投手の所属するエンゼルス戦に先発し、5回2/3を投げ、2安打無失点の好投で2勝目を挙げた。大谷との初対決は一ゴロ併殺打、もう一歩で本塁打の中飛と2打数無安打に抑えた。

ダラス・モーニング・ニューズ紙(電子版)は「すべての注目は大谷に向けられていたが、有原がセンターステージを奪った」との見出しを付け、「有原は日ハムの同僚を2打席退け、トラウトからスプリットで2奪三振」と称賛した。同紙によるとレンジャーズの投手がトラウトから一試合で2三振以上を奪ったのは16年のルイス以来だという。

フォートワース・スター・テレグラム紙(電子版)も「有原はグッドだった」と合格点。投球数は14日(同15日)のレイズ戦が85球で、前日のエンゼルス戦が77球で降板したが、「2回連続で中4日の登板を問題なく乗り切った」と次回以降でのステップアップを期待した。

ここまで4試合に先発して6回を投げ切ったことはないが、2試合連続無失点で防御率2・21は立派。次の登板が楽しみだ。

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