寺町―岡原(国道18号)4車線化 本年中に完了予定 妙高大橋架け替え工事も 国交省北陸地方整備局

 国土交通省北陸地方整備局は今後5年以内に開通または4車線化される予定の道路名を公表した。上越地域では国道18号の寺町(上越市)―岡原(同)間4車線化、妙高大橋(妙高市)の架け替え工事が本年中に終わる予定。

寺町―岡原間にある上箱井交差点付近。本年中に4車線化される見通し

 同局によると、4車線化される区間の延長は約1・8キロ。今後工事に着手し、本年中の完了を目指す。妙高大橋の架け替え工事に関する事業区間は、長さ203メートルの橋を含め1・1キロ。現在、道路本体を造る「上部工」と呼ばれる工事が進んでいる。新しい橋の完成後は国道のルートも変わる。

 寺町―岡原間は昭和57年11月に2車線で供用開始。4車線化は直江津方面から徐々に進められ、平成25年12月には今池―岡原間までが4車線化された。

 妙高大橋は平成21年、補修工事でPCケーブルの異常を発見し応急対策を行ったが、抜本的な対策として橋の架け替えが決まり、同24年度に事業化された。

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