大谷がメジャー通算60号 単独トップに立つ13号特大3ランで2連勝

13号3ランを放ちチームメートとハイタッチをする大谷(ロイター=USA TODAY)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)は17日(日本時間18日)に本拠地アナハイムでのインディアンス戦に「2番・DH」で先発し、2回にメジャー単独トップとなる2試合連続の13号3ランを放ち、3打数1安打3打点2得点、2三振2球だった。打率2割6分3厘。チームは7―4で勝って2連勝。

大谷の一振りにエンゼル・スタジアムがどよめいたのは3―1の2回一死一、三塁だった。相手先発は4月21日(同22日)にメジャーデビューした24歳の左腕ヘッジズ。カウント1―2からの4球目、見逃せばボールの外角高めの93・6マイル(約150キロ)のフォーシームをフルスイング。106マイル(約170キロ)の弾丸ライナーはアッという間に右中間に飛び込んだ。

16日(同17日)の敵地レッドソックス戦の9回二死から放った起死回生の逆転2ランに続く2試合連発アーチは飛距離431フィート(約131メートル)の特大弾だった。2試合連続は4月24、25日(同25、26日)の敵地アストロズ戦以来、今季2度目。同時にメジャー通算60号の節目の一発でもあった。大谷は胸を張ってダイヤモンドを1周した。

初回一死無走者の1打席目は四球だった。2番手の右腕と対戦した4回一死無走者は四球。3番手の右腕とマッチアップした6回二死無走者は見逃し三振だった。8回二死無走者は5番手の右腕ウィトグレンに見逃し三振だった。

規格外の大谷。今後もアーチを量産してくれそうだ。

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