相模原市が2022年4月に開設予定の市立中学校夜間学級(夜間中学)を巡り、市教育委員会は18日、市外の入学希望者の受け入れに関し、希望者が居住する自治体と協定を結び、運営費などの一部を当該自治体に負担してもらう意向を明らかにした。
市教委は、協定を結んだ自治体側の負担は、入学希望者1人当たり100万円程度と試算している。
夜間中学は県立神奈川総合産業高校(同市南区)に開設する。県内では3校目の夜間中学となり、市教委は募集を8月に開始し、12月に入学予定者を決める予定。
本村賢太郎市長は18日の定例会見で「県内全域から希望者が入学できるよう、私自身が各自治体の首長にトップセールスで協力を求めていきたい」と述べた。