ツインズが4点差追い付きサヨナラ サノー3発の大暴れ

【ホワイトソックス4-5xツインズ】@ターゲット・フィールド

まさかのメジャー最低勝率に沈んでいるツインズは、今日の試合も3回までに4点を先行される苦しい展開となったが、ミゲル・サノーが4回裏に4号ソロ、6回裏に5号ソロ、8回裏に6号2ランと1人で4打点を叩き出す大暴れ。4対4の同点で迎えた9回裏には二死1・3塁のチャンスを迎え、ホルヘ・ポランコがライトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ちとなった。ホワイトソックスは3番手のアーロン・バマーがサノーに同点弾を浴びるなど、3失点と誤算だった。

ツインズはメジャー初登板初先発のベイリー・オーバーが1回表にジェイク・ラムの2号ソロで先制を許し、3回表にはヨアン・モンカダのタイムリー二塁打とヤスマニ・グランダルの5号2ランで3失点。4点のビハインドを背負った。しかし、サノーが4回裏の第2打席でレフトへの4号ソロを放つと、そこから第4打席まで3打席連続アーチで4打点を叩き出して同点。最後はポランコがホワイトソックスの守護神リアム・ヘンドリックスからサヨナラタイムリーを放ち、鮮やかな逆転勝利を完結させた。

サノーが1試合3本塁打を記録するのは今回が初めて。ツインズの球団史上では通算13度目の快挙であり、2019年8月3日(現地時間)のロイヤルズ戦でネルソン・クルーズが達成して以来となっている。4月下旬から5月上旬にかけて右ハムストリング痛で故障者リスト入りし、ここまで打率1割台と不振が続いているサノーだが、今日の試合をきっかけとして波に乗っていきたいところだ。

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