デューダ、アメリカの新星を撃破し優勝<卓球・デュッセルドルフマスターズ>

<卓球 デュッセルドルフ・マスターズ第5戦 2021年5月2日>

デュッセルドルフ・マスターズ2021の第5戦が16日に行われ、元ドイツ代表のベネディクト・デューダが優勝を果たした。

デュッセルドルフマスターズ2021とは

デュッセルドルフマスターズは、ドイツ卓球連盟の支援のもと、ブンデスリーガの強豪、ボルシア・デュッセルドルフが主催しているシングルスの大会。試合方式が毎回異なり、今回は総当たりの予選リーグと決勝トーナメントを併用した方式で行われた。

また、デュッセルドルフマスターズは毎試合参加選手が異なるのも大きな特徴。第5戦にはドイツ・ブンデスリーガのクラブに所属する選手に加えて、シード枠として、カナック・ジャー(アメリカ)、ベネディクト・デューダが参戦した。

通算3度目の優勝

デューダは27歳のドイツ人プレーヤー。ドイツ代表として2018年のチームワールドカップで5位に輝き、今年3月に行われたWTTコンテンダードーハ、WTTスターコンテンダードーハにも出場した経歴を持つ。

写真:ベネディクト・デューダ/提供:ittfworld

一方、デューダの対戦相手であるカナック・ジャーは20歳の若さでアメリカ代表のエースとして活躍する実力者。世界選手権、ワールドカップなどの主要国際大会への出場歴も豊富で、ドイツブンデスリーガの強豪・オクセンハウゼンに所属している。そんな実績十分な選手同士の対決は、両者が1ゲームずつ奪い合いうシーソーゲームを制して、デューダが勝利。昨年度の記録を合わせて、自身3度目の優勝を果たした。

写真:カナック・ジャー/提供:ittfworld

試合後デューダは「カナックと試合をするのは難しかった。なぜなら、彼は僕と完全にプレーのリズムが異なっているからね。僕らはデュッセルドルフのトレーニンググループでお互いのことを知っているけれど、今日はなんとか勝ててよかった」とコメントした。

デュッセルドルフマスターズ第5戦結果

決勝戦

〇ベネディクト・デューダ 3-2 カナック・ジャー
11-4/7-11/11-9/5-11/11-7

準決勝

〇ベネディクト・デューダ 3-2 Benno OEHME(ドイツ)
7-11/10-12/11-7/11-7/11-7

〇カナック・ジャー 3-0 Cedric Meissner(ドイツ)
11-6/11-5/11-4

文:ラリーズ編集部

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