【東京五輪】バッハ会長〝犠牲に〟発言 IOCは日本人対象を否定

IOCのバッハ会長(ロイター)

国内外で中止論が過熱している東京五輪について国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が「我々は犠牲を払わねばならない」と発言したことを受け、IOCは「犠牲」の対象が日本人ではないことを24日までに明確にしている。

問題の発言は、22日に開かれた国際ホッケー連盟オンライン総会のスピーチの際に出たもの。IOC広報が公表している全文によると、該当部分は「Everyone in the Olympic Community has to make sacrifices」(五輪関係者は皆、犠牲を払わなければなりません)となっており、「犠牲」の対象は「全ての五輪関係者」とされている。

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