アーセナルとの契約が2023年までとなっているスペイン人DFエクトル・ベジェリン。
近年は怪我に苦しんできたが、その際に酒浸りになってしまったとか。TimbsyのYoutubeでこんな話をしていた。
エクトル・ベジェリン(アーセナルDF)
「ああいう怪我をするのは初めてのことだった。
それを経験した友達やチームメイトはいたし、僕には家族が寄り添ってくれたけれど、実際に自分がどうなるかは分からなかった。
カムバックした時の経験を話すよ。
あまり練習はせずに、頻繁に外出するようになり、酒も飲み始めた。サッカー選手が言うようなことじゃないけど、事実さ。
僕らには僕らの問題がある。メンタルヘルスの問題さ。
アイデンティティといえるサッカーを奪われた時、僕らは難しくなってしまう。
ロンドンは気を紛らわすもの(誘惑)が多い街だ。自分に責任がないと感じている時には実に簡単なもんさ。
僕は自分が回復する必要があることは分かっていたけれど、練習やプレーする必要はなかった。だから、自分の心が他の場所に行ってしまった」
「僕がやっていることを知っている選手やコーチがいてくれたのは幸運だった。
彼らは『エクトル、それは正しいやり方じゃない』と言ってくれた。自分はとても幸運だと感じたよ。
それでも、僕は恥じてはいない。自分の感情に対処するための最善の方法だと思っていただけさ。
もちろん最善ではないし、何も助けることはなく、遅らせるだけだ。
でも、当時はそうしたいと感じていた。逃げることができると思っていたんだ。そこから多くを学んだよ。
今の僕が怪我しても絶対にやりたくないのは酒を飲むこと。それがどれほど悪いか分かっているからね」
怪我によってサッカーを奪われたような感情になり、酒に走ってしまったとか。
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ただ、それがよくない現実逃避だったことに気付けたそう。