カーショウ好投でドジャース8連勝 筒香は出場機会なし

【ドジャース9-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

2017年のワールドシリーズの再戦であることに加え、クレイトン・カーショウとザック・グレインキーという名投手同士の通算3度目の投げ合いとして注目された一戦は、カーショウが8回途中4安打1失点の好投を見せたドジャースが9対2で快勝。カーショウは今季7勝目(3敗、防御率2.94)をマークした。一方のグレインキーは6回3安打4失点で今季2敗目(4勝、防御率3.97)。ドジャースの筒香嘉智は出場機会がなかった。

将来の殿堂入りが有力視される両投手の投げ合いは、3回まで両者ともパーフェクト・ピッチング。お互いに1人の走者も許さなかった。しかし、グレインキーが4回表先頭のムーキー・ベッツを歩かせると、続くジャスティン・ターナーに先制の8号2ランを被弾。一方のカーショウは4回裏一死からカイル・タッカーに初安打となる二塁打を許したが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

グレインキーは6回表二死1塁から連続四球でピンチを広げ、クリス・テイラーにタイムリーを許して2失点。打たれたヒットは3本だけだったが、4点を失い、この回限りで降板した。一方のカーショウは5点リードの7回裏にアレックス・ブレグマンの6号ソロで1点を失ったものの、8回途中まで続投。打順が4まわり目に入ったところでリリーフ陣にマウンドを託した。

ドジャースは4点リードの8回表に3者連続押し出し四球で3点を追加するなど、アストロズ救援陣から5点を奪って9対2で快勝。アルバート・プーホルスと筒香がアクティブ・ロースターに加わった日から8連勝となった。

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