ライフル射撃男子 島原市出身の松本 初の五輪出場へ

松本崇志

 ライフル射撃の東京五輪代表決定戦が25、26日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、長崎県島原市出身で37歳の松本崇志(自衛隊)が1位となり、自身初の五輪出場を決めた。
 松本は2019年11月に男子ライフル3姿勢で五輪代表に内定。その後、五輪が1年延期されたため、日本ライフル射撃協会は代表維持の条件として各種記録会で基準点を設定した。松本がこれをクリアできなかったため、今月中旬から計3回の再選考会を実施。最後の決定戦で松本が代表権を取り戻した。
 松本は「ようやく五輪の場で戦うことができる。あらためて気が引き締まる思い」と喜びを表現した。


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